好きを語る試みの森
何かを言葉で表現したい。
そんな野望を抱える私に必要とされる力とは。足りない力とは。
数え上げればきりがないです、という言葉で数え上げる手間を省きつつ、手当たり次第訓練していきたいと思います。
本日は論理トレーニング。
参考書籍はこちらです。
子どものための論理トレーニング・プリント / 三森ゆりか
早速始めます。
p.6「論理的に考えましょう」のトピックに書かれていることを私なりに解釈すると以下のようになります。
・好きなものを主張する時は理由を言わなければ相手によく伝わらない。
・「だれが」「何を」「どうして」好きなのかを考えてみよう。
はい。
それらに気をつけ、私の好きな物の説明文を作りたいと思います。
まず「だれが」は全て私とします。
次に「何を」を挙げてみます。3つほどにしましょう。
・パン
・音楽
・空
ではそれぞれの「どうして」です。掘り下げだしたら止まらなさそうなので、1つにつき2分で思いつく限りを列挙します。
・パン
美味しいから、甘味があるから、香ばしさがあるから、片手で食べられるから、色々な種類があるから、すぐ食べ終わるから、歯ごたえがいいから、安く買えるから
・音楽
楽しい気分になるから、気分転換になるから、気持ちよくなるから、共感するから、体が動くから、不思議だから、色々あるから、音が面白いから、情景が浮かぶから、心に響くから
・空
広いから、青いから、綺麗だから、雲が面白いから、見ると気分が晴れるから、宇宙だから、世界に繋がっているから、科学を感じるから、感動するから、いつも違うから
ここまで出来たら、「だれが」「何を」「どうして」好きなのか組み合わせて説明文を完成させます。接続詞などは参考書籍を手本にしています。
さてどうなるでしょうか。
・私はパンが好きです。どうしてかというと、パンは美味しいからです。
うんうん、パンって美味しいよね。と同じようにパンが好きな人は共感してくれそうです。パンをあまり食べたことがない人だったら、どう美味しいの?と物足りない気持ちになりそうです。
・私はパンが好きです。どうしてかというと、パンはすぐ食べ終わるからです。
この人は本当にパンが好きなのでしょうか。
パンそれ自体が好きというよりも、食が嫌い、または食べる時間がないという都合に適した物がパンだったという印象を受けます。
好きな理由の一つであることに変わりはなくても、その理由は共感を得られそうかどうか、もっと具体的に言えないか、など伝えるためにできる工夫が沢山ありそうです。
また自分が対象を好きであることを伝えたいのか、それとも対象の魅力や効果を伝えたいのか、など目的によっても効果的な書き方は変わってきそうです。
課題が積み上がっていきますが、今日はここらで考えることをやめたいと思います。
音楽や空についての言及は何だったんだ。
好きな理由を列記する、すなわち何に価値を置いているかを見えるようにすると性格が滲み出てきて面白いですね。
飽きっぽくズボラなロマンチスト感が隠しきれません。
書く度発見があることに感動しています。